リンクスインターナショナルは、Antec製電源ユニットの新製品として、+12V出力電圧の調整ノブを搭載し、出力オーバークロックができるATX電源「TPQ-1200-OC」を発表した。定格出力は1200Wで、80PLUS SILVER認証を取得済だ。発売日は4月10日。価格はオープンだが、店頭予想価格は33,800円前後。

「TPQ-1200-OC」

背面ノブで+12V出力電圧とファン回転数を調整できる

ATX12V Ver.2.3/EPS12V v2.92規格の1200W電源ユニット。+12V出力電圧ノブにより、11.8V~12.6Vの範囲で電圧を変えることができる。電源ケーブルに2200μFのコンデンサを搭載するパワーキャッシュ技術も搭載する。ほか、ファン(80mm×1)コントロールノブや、各DC出力の最小負荷値0Aへの対応、アクティブPFC、モジュラーケーブル機構なども採用している。

各DC出力の仕様は、+3.3Vが25A、+5Vが30A、+12V1が38A、+12V2が38A、+12V3が38A、+12v4が38A、+12V5が38A、+12V6が38A、-12Vが0.5A、+5Vsbが6A。ケーブルコネクタ構成は、本体直結コネクタが、メイン24ピン×1、CPU補助4+4ピン×1、CPU補助8ピン×1、6+2ピンPCIe×4、6ピンPCIe×4、SATA×3、ペリフェラル×3、FDD×1で、プラグインコネクタが6+2ピンPCIe×2、6ピンPCIe×2、SATA×8、ペリフェラル×6、FDD×1。