ワコムは、15.6型ワイドディスプレイを搭載した法人向け液晶ペンタブレット「DTU-1631」の追加ラインアップとして、ワンタッチ操作でアプリケーションの機能を操作できるボタンを装備した「DTU-1631C」を2010年5月10日より発売開始する。また、同モデルに教育機関の授業支援ソリューションを同梱した「DTU-1631C 文教パッケージ」も同日販売開始予定。両製品とも価格はオープン。
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「DTU-1631C」 |
同製品では、業務用途のアプリケーションに簡単なプログラムを追加することで、ワンタッチでのメニュー選択を可能とした。また、ペンを使った書き込みに便利な操作を行うことができるボタンを搭載している。ボタン機能のプログラムを企業の電子会議システムに組み込めば、DTU-1631Cを使用する参加者がワンタッチで書き込み機能を画面に呼び出し、それぞれの発言に合わせて会議資料に書込みができるようになるなど、議事記録や共有化が効果的に行える。同社では、同製品ボタンの機能が最大限に活用されるよう、システムインテグレーター系企業などと共に、顧客の用途に合ったアプリケーション/ボタン連携の開発を支援しつつ販売を推進するとしている。
また、文教パッケージには授業支援アプリケーションソフトと描画ユーティリティソフトを同梱。これらのソフトをインストールしたPCを大型ディスプレイに接続し利用すれば、電子黒板機能を手軽に実現することができるとしている。同梱ソフトにより、インクの色の変更、消去、画面の拡大/縮小、ページの切り換えなど、授業で必要なほとんどの操作を本体に備えたボタンで簡単に行えるようになっているとのこと。なお同製品はWindowsのみ対応。
