三井住友海上火災保険は6日、中国の生命保険会社「信泰人寿保険株式有限公司」に対し、7%(約24億円)の資本参加を行うことを決定し、3月30日付で中国保険監督管理委員会から認可を取得したと発表した。

三井住友海上火災保険では、持続的な成長の実現に向けた戦略の一つとして、海外事業・生保事業への積極的な事業投資を行う方針としている。「今回の出資は、この戦略の実現に向けて実施するもの」(同社)。

三井住友海上火災保険は、信泰人寿保険への資本参加に加え、非常勤取締役を派遣し経営にも参画する。また、「今後の市場動向や信泰人寿保険の業容拡大に応じた増資対応などにより、出資比率の引上げも視野に入れている」(同)としている。