5月1日公開の映画『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』の完成披露試写会が5日、都内で行われ、キャストの哀川翔、仲里依紗ほか、三池崇史監督、脚本の宮藤官九郎らが出席した。
同作は、うだつの上がらない小学校教師・市川新市(哀川)が、ゼブラーマンに扮し、エイリアンと戦い地球を救うという、2004年に公開された『ゼブラーマン』の続編。今回は、2025年のかつて東京と呼ばれた"ゼブラシティ"を舞台に、新市が再びゼブラーマンに変身。エイリアンを操り、全世界に君臨しようと企むゼブラクイーン(仲)と壮絶な戦いを繰り広げるという物語だ。
200時間にも及ぶワイヤーアクションの撮影に挑んだ哀川は「三分の二は釣られていましたから、かなり過酷でしたね」と苦労した撮影を振り返ったが、「作品に対する熱意で乗り切りました! バリバリかっこいい作品になっていると思います」と自信を見せた。哀川と激しいバトルを繰り広げた仲については「殺陣のシーンは気合が入ってますから。下段の回し蹴りが強烈でしたね。こっちもマジになってきましたよ」と絶賛。さらに、「現場で作り上げていくのが凄い。20歳とは思えないです。プロですよ」と称えた。
「あ然とするラストを楽しんで」と三池監督。意外な結末を迎えるというが、「怒りの矛先は宮藤くんに向けて下さい(笑)」と意味深長な発言も |
前作に引き続き、脚本を担当した宮藤は「4年前から準備してたんです。最初は登場人物がみんな人間じゃなかったんですよ」と明かした |
その仲が身につけるセクシーなコスチュームも話題になっている同作。その過激さには仲も戸惑ったようで、「衣装の面積が小さくシンプルなんで恥ずかしかったです」と吐露しながらも、「躊躇なくやらせてもらいました。身も心も出し尽くした感じです」と完全燃焼宣言。三池監督がすかさず「あとはスッポンポンになるしかないね」と畳みかけたが、「モザイクをかけもらえれば大丈夫です(笑)」と堂々としていた。哀川も「戦うので精一杯だったのでそれどころじゃなかった。もっと見ればよかったかな(笑)」と残念がっていた。