タレントの所ジョージと女優の仲里依紗が、ダスキンが運営する「ミスタードーナツ」のCMキャラクターに起用され、5日、都内で行われたCM発表会に出席した。

「ミスタードーナツ」のCM発表会に出席した所ジョージ(左)と仲里依紗

「ミスタードーナツ」の40周年を記念して制作されたCMには、1986年から15年間に渡り同社のCMに出演していた所ジョージが再登場。同店の店長に扮し、店員の仲と掛け合いを演じるという内容になっている。

10年ぶりに復活となった所は「制作スタッフが当時と一緒でびっくり。懐かしくて、涙は出なかったけど(笑)、思うところはありましたね」と感慨深い様子。所は、これまでに150本もの同社のCMに出演しており、「実は、放送されていないのもいっぱいあるんですよ。皿を割りながら登場する、なんていうのも撮影されて、『いくらなんでもこれはないだろう……』と思っていたら、やっぱりOAされなかったですね(笑)」と振り返った。

新CMでは、共演した仲から「よっ! 昭和の遺産!」と声を掛けられるシーンがあり、所は「『時をかける少女』が連れてきた店長ってことでしょ(笑)?」と笑わせ、仲も「全然変わらないですよね。私が逆に10年前に行ってみたという感じです。実際に『時をかけるおじさん!』というセリフもあったんですよ」と現在公開中の主演映画『時をかける少女』にかけた撮影エピソードを明かした。

また、新CMの「もっといいこと」というキャッチフレーズにちなみ、報道陣から、最近いいことがあった? と質問されると仲は「寝てる時が幸せです(笑)」と答え、所が「コラコラ、具体的に言わなきゃ。それに目が覚めることが大事でしょ(笑)」とツッコミ、会場の笑いを誘っていた。

新CMは、『所店長登場』編、『ほめる』編が4月7日より、『売り方』編が4月26日より全国放映される。