JR東海は10日、「飯田線秘境駅オリジナル弁当」「飯田線秘境駅オリジナルサクマドロップス」を期間限定で発売する。同商品は秘境駅や車両をデザインし、旅のお供やお土産に最適とのこと。

秘境駅として有名な飯田線の小和田(こわだ)駅

「秘境駅」とは、山中など駅周辺に人家や人の気配がほとんどなく、鉄道以外での到達が難しい駅。秘境駅ファンの牛山隆信氏がホームページで公開して話題となり、著書も出版したことで知られているという。飯田線では・小和田・中井侍・為栗・田本・金野・千代の6駅が秘境駅として人気で、訪れる人も多いとのこと。「JR東海とJR東海ツアーズが提携して販売する『秘境6駅探訪の旅ツアー』も好評」(同社)。

「飯田線秘境駅オリジナル弁当」

「飯田線秘境駅オリジナル弁当」は、豊川神社の名物「いなりずし」、野菜の煮物、天ぷら、焼魚など、地元の食材をふんだんに盛り合わせた折詰弁当。掛け紙に6駅のイラスト、飯田線を走る373系電車、119系電車の写真をデザインした。119系は飯田線に投入された当初の青地に白帯塗装となっている。価格は1,000円。販売場所は豊橋駅構内のお弁当販売店(一部除く)。

飯田線秘境駅オリジナル「サクマドロップス」

飯田線秘境駅オリジナル「サクマドロップス」は缶入りドロップで、缶に秘境駅6駅と373系電車、119系電車(デビュー当時の塗装)がデザインされている。価格は500円。販売場所は名古屋・豊橋・三河安城・豊川・飯田の各駅構内にあるキヨスクとベルマート(一部除く)。4月24日からは新富士駅を除く東海道新幹線16駅の構内にあるキヨスクとベルマート(一部除く)でも販売する。

販売期間は4月10日から11月30日まで。ただしドロップは予定販売数に達した時点で販売終了となるとのこと。