コナミデジタルエンタテインメントは、秋葉原・ソフマップ Mac Collection AKIBAにおいて、iPhone/iPod touch用ユーティリティ「ラブプラスiN」「ラブプラスiM」「ラブプラスiR」先行体験会を開催。5日午前0時より配信すると発表した。価格は各600円。
ラブプラスiM、ラブプラスiR、ラブプラスiNは、ニンテンドーDS用ゲーム「ラブプラス」のキャラクター「高嶺愛花」(ラブプラスiM)、「小早川凛子」(ラブプラスiR)、「姉ヶ崎寧々」(ラブプラスiN)が登場するコミュニケーションユーティリティ。それぞれのキャラがユーザーの生活を管理するという体裁で、カレンダー、時計、メモなどを統合。キャラをタップすると、アニメーションと音声で反応を返したり時間などを教えてくれたりする。
3本に分けた理由は、画像/音声のクオリティアップによるファイル容量増加によるもの。App Storeのアプリダウンロード容量上限が20MB(3G接続利用時)であるため、キャラ3名分を1本にまとめるとこれを超えることから分けたという(「米Apple、iPhoneでの3G利用時のアプリDL容量上限を20MBに - iPad対応か」)。また今後のバージョンアップによる容量増加の可能性も考慮した模様。さらにコナミデジタルエンタテインメントとしては、3本とも購入するユーザーは少ないと考えており、ユーザーはお気に入りのキャラのみ買う人が多いと見ているようだ。
コナミデジタルエンタテインメント KDE-Jセールス&マーケティング本部の五島章氏によれば、「"彼女"たちとのコミュニケーションがメインで、カレンダー機能は、ユーザーの皆様の現実のスケジュールと彼女たちをひもづけるという位置づけのツール」とのこと。「例えば、スケジュールに予定を入れておくとリアクションが返ってくるようになっています。ただ、カレンダーの使い勝手が悪いと利用頻度が低くなってしまうため、ネット上のカレンダーサービスとの同期など、一般的な同種のツールと同程度には機能を強化する予定です」と話していた。
iPhoneの場合は、内蔵カメラを利用し、コナミのiPhone/iPod touch関連サイト「Touch KONAMI」で無料配布する3種類の「AR(拡張現実/Augmented Reality)マーカー」を撮影すると、キャラが表示されツーショット画像などを保存できるようになる。さらに、新たな衣装や仕草を表示するARマーカーを今後追加予定という。同様にiPhoneの場合はGPS機能を利用できることから、ある特定の場所に行った場合のみ発生するコミュニケーションイベント「リアルデート」機能も検討中で、今後対応予定としていた。
内田明理プロデューサーがビデオメッセージで登場し、「現実の世界、デートスポットを浸食していくというテーマのラブプラスをいつでも持ち歩いて、よりいっそう"ラブプラス漬け"になっていただきたい」とコメントした。
今後の予定としては、2010年春のうちには専用ボイスによる目覚まし時計、1分ごとの時刻お知らせ機能、「ラブプラスMAP」との連動、カレンダー連動コミュニケーションイベント、さらに夏頃として”今日アメリカで発売の新型デバイス”としてiPad対応を伺わせる内容が挙げられた。なお、iPhone/iPod touch版とニンテンドーDS版とが同じ内容になる予定はないとしていた。
さらにその後の予定として、新型デバイスへの対応、GPS機能を利用した「リアルデート」機能が挙げられた。「新型デバイス」は、”今日アメリカで発売の新型デバイス”というコメントがあり、iPadを指している模様 |
「ラブプラス」:(C)2010 Konami Digital Entertainment