大阪・ABCテレビ"吉本コメディ"の新番組『全快はつらつコメディ お笑いドクター24時!!』(4月4日放送スタート 毎週日曜 12:00~12:55)の初回収録が1日、大阪市中央区のなんばグランド花月(以下、NGK)で行われ、出演者の小籔千豊、藤井隆、たむらけんじ、木村祐一が会見を行った。

左から、たむらけんじ、小籔千豊、藤井隆、木村祐一

笑いの殿堂・NGKから個性溢れる吉本芸人たちが爆笑コメディを送る"吉本コメディ"は、関西では日曜昼の定番ともいえる人気番組。その新シリーズ『お笑いドクター24時!!』はテレビ朝日で放送が決定(月1回 最終週の土曜16:00~を予定)し、関東地区でも視聴が可能だ。物語の舞台は病院。ライバル同士の医師に小籔、たむら、院内の喫茶店のマスターに藤井、謎の患者に木村が扮するほか、モンスターエンジンが"吉本コメディ"に初登場するなど強力なメンバーが院内で起こるさまざまな騒動を演じる。

吉本芸人たちによる絶妙なアドリブの応酬も見どころ

前シリーズの「爆笑ふれあいコメディ こちらかきくけ公園前」に引き続いての出演となる小籔は「新しいメンバーでの一発目の収録はちょっと緊張してる部分もありましたけど楽しくやれました」と感想を語り、「みんなで仲よく番組を盛り上げていきたい」と意気込みを。藤井は「楽屋ではみんなで出前をとったり、小籔くんが喫茶でお茶をとってくれたり、チームワークもよくてすごく楽しいです」と明かし、和気あいあいとした舞台裏の様子をのぞかせた。

アジアン、渡辺直美、エド・はるみら“吉本コメディ”では新鮮な顔ぶれも

一方、たむらは今作が念願の"吉本コメディ"初レギュラー。「去年の夏、自分のイベントで『さしすせそうめん屋』っていうコメディをやらせてもらったんですけど、まさかその露骨な営業が実るとは……(笑)」と前作のタイトルを堂々とパクる大胆アピールがあったことを明かして笑わせた。

モンスターエンジン西森の怪演に会場は爆笑の渦!

木村はダウンタウンと共演した18年前のシリーズ以来となる久々のレギュラー出演。本番では、唐突に料理の豆知識を披露するなど自由なアドリブの連打でかき回して爆笑を誘っていたが、会見でも"自由"そのもの。共演メンバーについて「同じ舞台の上で絡むと新鮮。たむらが江口洋介に見えたりしますし、やっぱり"照明"の力ってすごいんだなと。ちなみに僕は、松山ケンイチが(映画『デス・ノート』で)やった"L"の気持ちでやってます(笑)」、なぜか10年以上も入院している患者という自分の役柄については「たぶん(病名は)痛風」とコメントするなどボケを連発。すかさず小籔が「痛風って、ちょっとあっさりしたもん食べとったら治るでしょ!」、たむらが「それで10年も入院って長すぎやろ!」とツッコむと、「そんなん言うけどお前、自分の足に怒鳴るぐらい痛いねんぞ! 痛さの順位は1位が尿道結石で、2位が通風で3位骨折やぞ!」と自らも患った痛風の苦しみを訴えて笑わせていた。