NTTドコモが4月1日に発売したAndroid 1.6搭載スマートフォン「Xperia」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)は、MediascapeやTimescapeといった独自のUIや、メールやTwitter、Facebookなどとの連携機能が特徴。本稿では、豊富な写真ともに、Xperiaの仕様を改めて紹介していく。

カラーバリエーションは、Sensuous Black(左)とLuster Whiteの2色。表面は光沢感のある塗装が施されている。カラーによって質感が異なる、Sensuous Blackはマット、Luster Whiteはグロス仕上げ

ディスプレイは、タッチ操作に対応した約4.0インチ フルワイドVGAのTFT液晶を搭載。解像度は480×854ドット。ディスプレイ直下には3つのハードキーを備える。

ハードキーは、左からメニュー、ホーム、バックの順に設置されている

表面と背面

右側面には音量/ズームキー、カメラキー、左側面は送話口とスピーカーが設置されている。上面にはmicroUSB接続端子、3.5mmステレオヘッドホンジャック、電源/画面ロックキー、底面にはストラップホールが設置されている

カメラ機能も充実している。ソニーのデジタルカメラ「サイバーショット」部隊と協力して開発した、有効画素数約810万画素のCMOSカメラを搭載。静止画の最大解像度は3,264×2,448ドットで、最大約16.0倍(76段階)のデジタルズーム機能を搭載する。最大動画記録サイズは800×480ドットで、フレームレート30fpsの高画質録画に対応する。

背面のカメラは有効画素数約810万画素のCMOS。フォトライトも搭載している。その下には、Sony EricssonとNTTドコモのロゴ、製品型番「SO-01B」の表記がある

寸法・重量は約119×63×13.1mm・約139gで、全体的に直線的なデザイン。iPhone 3GS(約115×62.1×12.3mm・135g)、Nexus One(119×59.8×11.5mm・130g)と比較するとやや大きい。

XperiaをiPhone 3GS、Nexus Oneと比較

iPhone 3GSと比較

このほか、主な仕様は以下の通り。

OS Google Android version 1.6
CPU QSD8250 1GHz
内蔵メモリ 1GB
3G連続待受時間(静止時[自動]) 約300時間
GSM連続待受時間(静止時[自動]) 約230時間
連続通話時間(3G/GSM) 約290分/約270分
外部メモリ microSD(最大2GB)/microSDHC(最大16GB)
FOMAハイスピード 下り最大7.2Mbps/上り最大2Mbps
国際ローミング 3G(850MHz/2GHz)
GSM/GPRS(850/900/1800/1900MHz)
無線LAN IEEE802.11b/g(セキュリティ:WPA/WPA2/WPA-PSK/WPA2-PSK/WEP/TKIP)
Bluetooth 2.0+EDR(プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP/HSP/OPP/FTP(Server only))
GPS ○(オートGPSは非対応)
対応音楽ファイル WMA/ACC/MP3

背面パネルを外したところ。FOMAカードスロットとmicroSDカードスロットが設置されている。どちらもバッテリを外さないとアクセスできない

Xperiaは端末自体のスペックもさることながら、MediascapeやTimescapeなど、さまざまな機能を搭載している。これらの機能の詳細は後ほどお届けするので、是非チェックしていただきたい。