秋田内陸縦貫鉄道(秋田・北秋田市)は1日、オリジナルグッズとしてチョロQ「秋田内陸縦貫鉄道AN-8800形」を発売した。同社で普通列車として活躍するディーゼルカーを製品化した。前面の3枚窓、側面の2段開閉窓、引き戸式乗降扉などの特徴を再現したという。価格は1,000円。鷹巣駅・阿仁合駅・角館駅と急行もりよし号の車内で販売するとのこと。

チョロQ「秋田内陸縦貫鉄道AN-8800形」

モデルとなったAN-8800形は1988年に9両が製造された。両側に運転台と貫通扉を備え、1両単行、あるいは複数の車両を連結して運行できるという。実車はそれぞれ異なる塗装が施されているが、チョロQは登場当時の塗装を採用したとのこと。

秋田内陸縦貫鉄道は、秋田県北秋田市の鷹巣駅と秋田県仙北市の角館駅を結ぶ秋田内陸線(94.2km)を運行する第三セクター。旧国鉄の阿仁合線と角館線を継承し、両線を結ぶ新線区間を建設して1989年に全通した。鷹巣駅でJR奥羽本線、角館駅でJR田沢湖線(秋田新幹線)に接続する。