ひまわり証券は3月31日、「ひまわりCFD」口座における顧客資産の保全方法について、信託保全の導入を開始した。これにより、仮に同社が経営破たんした場合でも、信託法により顧客資産は全額保障されることとなった。
CFD口座に信託保全が行われると、CFD取引で顧客から預託された受入保証金等などが同社固有資産と分別管理され、これらの資産をみずほ信託銀行が管理することになる。信託保全の対象は、顧客が預けた現金だけでなく、保有ポジションの評価損益や金利、配当金も含めた純資産となる。
また同社では、毎営業日に区分管理が必要な額を算出し、翌々営業日に金銭信託額の差替えを行うことにより、信用リスクを3営業日に低減(算出基準時は毎営業日のクローズ時点)している。
なお、信託保全はCFD取引の元本を保証するものではないほか、取引では相場の変動などによって損失を出す場合もある。そのほかの詳細はこちらから。