"妻"に焦点を当てて、その姿を公表されているデータから読み解く「妻の正体~データ編」。今回のテーマは"男友達"。結婚後の男女間の友情はどこまでアリなのか? そしてその実態とは?
妻たちの7割以上が結婚後の男女間の友情を「あり」と考え、3人に1人が実際に男友達と1対1で付き合っている―。今回紹介するのは、リビングくらしHOW研究所が昨年実施した「ミセスの"男友達"交友意識」のアンケート結果。男性陣にはかなり気になる内容となっている。
調査は同研究所が、昨年2月にリビング新聞のウェブサイト「えるこみ」にアンケートを掲出して実施。全国の30代から50代の既婚女性1,275人が回答した。結婚後の男女間の友情については76.1%が「ある」と回答。その付き合い方については「男友達と付き合うのはいいが、グループでの付き合いに留めたほうがよい」が53.4%、「男女のこだわりなく1対1の付き合いがあってよい」も34.6%に上った。「男友達と付き合うのは好ましくない」は11.7%にとどまっている。
では、男友達との1対1の関係はどこまで「アリ」と考えているのだろう?「どこまで許せるか」を聞いたところ、 「メールや電話ならOK」23.7%、「お茶程度ならOK」22.2%、「食事・飲み会もOK」22.6%がほぼ並び、「女友達とまったく同じでOK」も16.8%いた。"距離感"については意見が分かれているようだ。
こうなると気になるのが妻たちと"男友達"との実際の関係。「グループで付き合う男友達がいますか?」については61.3%が「いる」と回答。その相手については、「異性というだけで、女友達となんら変わることはない友人」との回答が81.9%を占めたものの、「女友達とは違うトキメキを感じる友人」という回答が5.2%、「(女友達と変わらない友人とトキメキを感じる友人が)両方いる」が12.9%いた。
さらに、1対1での付き合いをする男友達がいるかどうかを聞くと、34.7%が「いる」と回答。「いる」と答えた人にその存在について聞くと「異性というだけで、女友達となんら変わることはない友人」が77.2%。「トキメキを感じる友人」は13.6%、「両方いる」が9.2%いた。"男友達"とはいっても、そのトキメキ率は結構高いようだが―。