4月から土曜19時から日曜20時に放送枠を移動する人気バラエティー番組『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)のDVD発売記念会見が29日、都内同局の湾岸スタジオで行われ、MCを務める今田耕司、高橋克実のほか、小島よしおら"レッドカーペット芸人"が出席した。

左から、今田耕司、高橋克実、中村仁美アナウンサー

『爆笑レッドカーペット』は、芸人たちが通常より短い約1分間というショートネタを披露するスピード感が特徴で、同DVDには放送開始の2007年から2008年4月に番組がレギュラー化するまでの特番期の放送内容を収録。「~克実より愛をこめて~」、「~花も嵐も高橋克実~」の2タイトルを2枚組で同時発売(3月30日)する。

今田はDVD発売にあたり、同番組が別番組の替わりとしてスタートした経緯に触れ「本当によくここまでこぎつけたなっていう気持ちです」と感慨深く語った。また、初回放送時の裏番組が高視聴率ドラマ『華麗なる一族』で大変だったと当時の心境を明かし、「芸人という"まち針"で戦ってきたんですが、これまでに何本も折れて再生できへん芸人がいる(笑)。DVDの楽しみ方としては、まず面白いということと、前半の懐かしい顔ぶれの芸人をDVDで見られることですね!」と4年間を振り返りながら見どころを語り、「オリンピックの試合前にアスリートの方がお笑いのDVDを見てリラックスできたと聞いたので、アスリートの皆さんに是非、ソチオリンピックにも持って行ってもらいたい。ただ、今日、(会見に)出てる芸人は4年後、番組に出てないかもしれませんが(笑)」とブラックジョークで会場の笑いを誘った。

会見中、"おっぱい"ネタで吟じた天津・木村。4月から放送開始時間が1時間遅くなるが「オールオッケーのサインをもらった!」と、本領発揮で(?)大ハリキリ

小島はDVD発売への感謝の気持ちを込めて、新芸の"脱の帽のすけ"を披露したが、周囲からは失笑が漏れていた

一方、2作品共にタイトルに自身の名前がつくことになった高橋は「タイトルに名前がつくなんて生まれて初めて(笑)。映画のDVDではなくお笑いですが……」と苦笑しつつも、「2枚におさまらず、これからどんどんシリーズ化していきたい」と抱負を語り、今田も「裏番組が大人気の大河の『龍馬伝』ですが、是非、福山雅治のニセモノである吉本新喜劇の大山英雄に龍馬ネタで出てもらって、日曜20時ならではの何かをできれば」と、番組のさらなる飛躍に意気込みを見せていた。