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アートショットモードもベストショットメニューから選択する |
このほか、新たに搭載されたのが「アートショット」モード。ベストショットのメニューから選ぶことができ、その名の通り、絵画調に加工された写真を撮ることができる。いや、正しくはイラストを作成できる、というべきか。テイストは「油絵」「クレヨン画」「淡い水彩画」の3種類。シャッターを押したと同時に適用され、撮影後に適用することはできない。
この機能、ちょっと使っただけでは、単なる遊びの要素と思われるかもしれない。が、こと油絵とクレヨン画は、なかなか侮れない出来映え。しかも、表現のクセがわかってくると、ある程度作風のコントロールができるようになってくるのだ。例えば、光の回し方によっても大きく作風が変化する。フラッシュを使ったり光源の位置を変えたりしてみよう。これは面白い!
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「油絵」で撮影。被写体は断然、花がオススメ。このままプリントアウトして飾っても、遠目にはわからないだろう。次は手描きネーム入れ機能がほしい(笑)。[撮影モード:油絵(F3.4、1/640秒) / 感度:ISO64 / WB:オート / 焦点距離:47mm] |
クレヨン画は、このまま商業写真に使えそうなクオリティ。この類のタッチを得意とするイラストレーターの今後が少々案じられる…。[撮影モード:クレヨン画(F4.3、1/80秒) / 感度:ISO80 / WB:オート / 焦点距離:73mm] |
フラッシュを使うなどして光の回し方を変えると、簡単に作風が変わって利用の幅が広がる。[撮影モード:クレヨン画(F4.3、1/60秒) / 感度:ISO80 / WB:オート / 焦点距離:73mm] |
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アートショットモードは、プライバシー保護にも有効。雰囲気を残しつつ個人の特定が困難になるので、ホームページやブログに載せる写真にも最適。[撮影モード:クレヨン画(F4.3、1/60秒) / 感度:ISO400 / WB:オート / 焦点距離:73mm] |
淡い水彩画は、ハガキの背景などの印刷に使っても良さそうだ。[撮影モード:淡い水彩画(F8.2、1/125秒) / 感度:ISO64 / WB:オート / 焦点距離:31mm] |
楽しさといえば、忘れてはいけないのが「ダイナミックフォト」。EX-Z2000のダイナミックフォトはバージョンアップされており、動画と静止画だけではなく、動画と動画を合成できるようになっている。おかげで、作品に時間の流れが加わり、3次元的なストーリー展開が可能になった。アイディア次第で、表現(ネタ?)の可能性がさらに広がるだろう。ますます腕の奮い甲斐があるというものだ。
プレミアムオートによる感動的な絵作りと、アートショットという新しい写真活用の形。そして、ダイナミックフォトの遊び心。今、コンパクト機を選ぶなら、EX-Z2000はもっとも検討に値する一台といっていいだろう。
動画 |
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ダイナミックフォトは背景に動画を使えるようになり、面白さに奥行きが出た。あらかじめ作品の最終形を考えてから撮影を始めるのが制作のコツ |
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ワイド側(26mm)とテレ側(130mm)のレンズの歪み具合。コンパクト機としてはかなり優秀だ。[撮影モード:プレミアムオート]
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[撮影モード:プレミアムオート(F4.3、1/80秒) / 感度:ISO64 / WB:オート / 焦点距離:73mm] |
[撮影モード:プレミアムオート(F3.4、1/13秒) / 感度:ISO400 / WB:オート / 焦点距離:47mm] |
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[撮影モード:プレミアムオート(F6.5、1/200秒) / 感度:ISO64 / WB:オート / 焦点距離:130mm] |
[撮影モード:プレミアムオート(F6.5、1/200秒) / 感度:ISO64 / WB:オート / 焦点距離:130mm] |
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[撮影モード:プレミアムオート(F11、1/60秒) / 感度:ISO64 / WB:オート / 焦点距離:60mm] |
[撮影モード:白黒(F2.8、1/1000秒) / 感度:ISO64 / WB:オート / 焦点距離:26mm] |