ドットコモディティはこのほど、インヴァスト証券のネット商品取引事業を、吸収分割によりドットコモディティが承継するための吸収分割認可申請が、26日付で受理されたと発表した。これにより、現在インヴァスト証券で商品取引サービスを利用中の顧客は、29日からドットコモディティにおいて継続して取引を行うことが可能となった。
今回の吸収分割により、インヴァスト証券からドットコモディティに承継される顧客は、新たに東京穀物商品取引所(東穀取)銘柄も取引できるようになると同時に、東穀取の板寄せ取引の立会い中も、注文状況(ハナ状況)を確認しながらの注文が可能となる。また、ドットコモディティでは、現金だけでなく株式やそのほかの有価株券も証拠金として預託できるため、有価証券を所有する顧客はこれらを利用した取引ができるという。
また、6月30日までの3カ月間は、インヴァスト証券における手数料体系(日計り、ミニ取引、ボリュームディスカウントを含む)を適用するほか、ドットコモディティが現在提供中の手数料とは異なる特別手数料を適用する。さらに4月30日までの1カ月、著名アナリストのレポート情報が毎日掲載されるコモディティ有料サイト「rigoo.net(リグー)」を無料で閲覧できる無料パス提供キャンペーンを実施する。