「MK7559GSXP」

東芝は、2.5型HDDで750GBの容量を持つ「MK7559GSXP」のサンプル出荷を4月より開始すると発表した。「MK7559GSXP」は、磁気ヘッドやディスクの磁性層を改善することにより面記録密度839.1Mbit/平方ミリメートトルを実現、これは、同社調べによれば業界最高だという。

また、エネルギー消費効率も従来機種(MK6465GSX、640GB)と比べ、約14%向上しており、EUのRoHS指令に適合し、本体全体のハロゲンフリーを実現している。利用用途としては、ハイエンドのノートPCやデスクトップPC、外付けHDD、録画機能付き薄型テレビ、HDDレコーダーなどが想定されている。

ディスク枚数は2で、ヘッド数は4、平均シーク時間は12msec、インタフェースはSATAで速度は3.0Gbit/s、回転数は5,400rpm。外形寸法はW69.85×D100.0×H9.5mm、重量は102g。消費電力は、シーク時1.85W、リード/ライト時1.5W。

また、ディスク3枚構成で1TBの容量を持つ2.5型HDD「MK1059GSM」もあわせて商品化し、3月末から量産を開始する。こちらは、ヘッド数は6、平均シーク時間は12msec、インタフェースはSATAで速度は3.0Gbit/s、回転数は5,400rpm。外形寸法はW69.85×D100.0×H12.5mm、重量は148g。消費電力は、シーク時2.2W、リード/ライト時1.7W。