ngi groupとアエリアは23日、学生起業家予備軍や留学生、学位取得後3年以内の応募者を対象に新規ビジネスプランを募集する「第3回I-SHINビジネスプランコンテスト」を開催すると発表した。

両社は、学生起業家や大学教授、准教授が設立する大学発ベンチャーやその予備軍に対する事業支援やセミナーなどの起業啓もう活動などを目的として、アジア学生起業家支援プロジェクトを展開。その一環として、学生起業家の発掘・育成を目的とした、新規ビジネスプランを募集する「I-SHINビジネスプランコンテスト」を実施している。

今回の第3回目となるI-SHINビジネスプランコンテストでは、これまでと同様の募集テーマ「新規ビジネスプラン」に加えて、新たに「アプリ企画」を追加した。これは、近年のmixi、モバゲータウン向けソーシャルアプリやiPhone、Android携帯などのスマートフォン向けアプリの急激な普及と、それらのアプリが企画・開発が少人数で行える点などが、「学生にとっての起業への第1歩」なるという考えからだ。

今回の受賞者には、アジア学生起業家支援プロジェクトの一環として運営しているアジア学生起業家ファンド「I-SHIN」などから最大1億円の出資をうけられるほか、アプリ企画にはngi groupが運営する「Applie(あっぷりぃ)ファンド」など利用した事業支援などが提供される。学生に対しては社会や企業との接点を深めることを目的として企業でのインターンシップなども行う予定だ。

プランの募集期間は3月23日から2010年5月10日まで。応募対象者は、大学生/大学院生を始めとした学生、留学生等の学生起業家、学位取得後3年以内の若手企業家。審査基準や応募要項はこちらで確認できる。