来日中の俳優、ジョニー・デップが22日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた映画『アリス イン ワンダーランド』のレッドカーペットイベントに登場し、集まった観客約3,800人の歓声に応えた。

ファンの求めに応じ、サインをするジョニー・デップ

会場には製作日数1カ月、製作費5,000万円をかけたという高さ20m、幅23mのセット「赤の女王の城」が建てられ、そこへと続くレッドカーペットを、ジョニー・デップとティム・バートン監督が30分以上をかけて練り歩いた。「日本の皆さんにはいつもサポートしてくれて、ありがとう! 寒い中、お越しいただいて感謝しています」と話したデップは、ファン一人一人と握手し、サインの求めも快く応じ、終始笑顔を振りまいた。

また、各放送局のインタビューにも応じ、「子供へのプレゼントを買いに行ったよ。博品館(東京・銀座にある玩具店)は好きだね!」と滞在時のエピソードを明かした。映画俳優として多忙を極めているデップに「パワーの源は?」と質問すると、「忙しいほうがいいんだよ。いつも動いていると脳が活性化するんだ」と話していたた。

『アリス イン ワンダーランド』は、イギリスの作家、ルイス・キャロルのファンタジー小説『不思議の国のアリス』、『鏡の国のアリス』のヒロイン・アリスのその後を描いた冒険の物語で、ティム・バートン監督によるオリジナルストーリー。監督とは8回目のタッグを組むことになったデップは、物語の重要な鍵を握る帽子屋の男・マッドハンターを演じている。

会場内に建てられたセット「赤の女王の城」

なお、同イベントには、ボクシングのWBA世界フライ級王者・亀田大毅選手と弟のWBC中米ボクシング連盟バンタム級王者亀田和毅選手、福田沙紀、谷村美月、日向千歩、山本美月ら多くのゲストも登場し、レッドカーペットに華を添えていた。

福田沙紀

谷村美月

赤谷奈緒子(左)と七菜香

亀田大毅選手(左)と和毅選手

日向千歩(左)と山本美月

舟山久美子(左)と村田莉