SBI証券はこのほど、顧客から預託された受入保証金等を同社固有資産とは分別管理する、CFD取引の信託保全を31日より開始予定であると発表した。

信託保全が行われると、CFD取引で顧客から預託された受入保証金等が同社固有資産と分別管理され、それらの資産をみずほ信託銀行が管理することになる。仮に同社が破綻した場合は、みずほ信託銀行から受託者代理人となる社外公認会計士を通じて、顧客に資産を返還するとのこと。信託保全の対象となる補償金額は、受入保証金+実益損益+評価損益±配当金調整額等となっている。

なお、信託保全はCFD取引の元本を保証するものではなく、保証金を預けてから実際に信託されるまでには一定の日数が掛かるため、その期間は信託保全の対象外となる可能性があるという。そのほかの詳細はWebサイトまで。