大阪証券取引所は15日、あいおい損害保険とニッセイ同和損害保険の株式について、3月29日付けで上場廃止すると発表した。また、東京証券取引所でも同日付けで、両社の株式が上場廃止される。
上場廃止理由として大阪証券取引所は、「株券上場廃止基準第2条第1項第15号(完全子会社化)該当のため」としている。
あいおい損害保険とニッセイ同和損害保険は、三井住友海上グループ(三井住友海上グループホールディングス、三井住友海上火災保険)と経営統合し、2010年4月1日付けで発足する持株会社、MS&ADインシュアランスグループホールディングス(現三井住友海上ホールディングスが同日付で商号変更)の完全子会社になる予定となっている。