マスタードシードは12日、台湾のメモリメーカー、A-DATAの日本正規代理店となることを発表した。今後は主に、自作パソコン向けのSSD製品を日本国内に順次販売して行く。当初の取り扱い機種として、2.5インチSSDを3モデルの発売を決定している。
発売を決定済みのSSD製品は、いずれも2.5インチ/SATA IIインタフェースの「S596シリーズ」2モデルと、「X25-Mシリーズ」1モデル。主な製品特徴などは以下の通り。
S596シリーズ
容量128GBの「AS596B-128GM-C」と容量64GBの「AS596B-64GM-C」をラインナップ。店頭予想価格は前者が28,000円前後で、後者が16,000円前後。
フラッシュメモリにIntelの34nm製品を採用しており、コントローラはJMicron製(JMF612)。インタフェースにSATA IIのほかUSB 2.0も装備し、外付けSSDとしても利用可能だ。転送速度は128GBでリード最大250MB/秒、ライト最大180MB/秒。64GBはリード最大240MB/秒、ライト最大110MB/秒。
X25-Mシリーズ
容量80GBの「ASINTS-80GM-CSA」をラインナップし、店頭予想価格は22,000円前後。
Intel製SSDのOEMモデルとされる。フラッシュメモリは34nmのMLC NAND。インタフェースはSATA II。転送速度はリード最大250MB/秒、ライト最大70MB/秒。Trimコマンドにも対応する。
また、今後の製品として、USB 3.0接続にも対応する2.5インチSATA SSD「N002 Combo Flash Drive」を3月中に発売予定としている。