神奈川県・パシフィコ横浜で11日から開幕したカメライベント「CP+ 2010」のリコーブースでは、本体とカメラユニットが分離する「GXR」の新しいカメラユニットが参考出品されている。
GXRは、レンズ、撮像素子、画像処理エンジンが一体となったカメラユニットを本体ボディに装着することで、さまざまな機能を1台で実現できるカメラ。今回出展されていたのは、「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC」と「GR LENS A12 28mm F2.5」の2種類。CP+向けにユニットが初めて公開された。今夏の発売予定。
P10は、裏面照射型の1/2.3型CMOSセンサーを搭載し、35mm判換算で28~300mmの光学10.7倍ズームレンズ、VC(手ブレ補正機能)を採用する。A12は、新開発の35mm判換算28mmの単焦点GR LENSを搭載。撮像素子はAPS-Cサイズ、画像処理エンジンはGR ENGINE IIIを採用する。今年の冬には発売する。
そのほか、ブースではGXR向けのさまざまなカメラユニットのイメージモックが展示されていたほか、「CX3」や「GR DIGITAL III」といったカメラもユーザーが試せる状態で出展されていた。