プレイステーション・ポータブル向けダンジョン・マネージメント「勇者のくせになまいきだ」シリーズの最新作『勇者のくせになまいきだ:3D』が登場。今週はPSPタイトルに注目で、『真・三國無双 MULTI RAID 2』や『絶対ヒーロー改造計画』などがリリースされる。また、Xbox 360版とのダブルリリースとなる『暁のアマネカと蒼い巨神 -パシアテ文明研究会興亡記-』もチェックしておきたい。

ここで紹介しているゲームタイトルの発売日および仕様は記事編集時のもので、変更される可能性があります。購入前にショップあるいはメーカーウェブサイトで必ずご確認ください。また、ゲーム画像などは開発中のものを含んでいます。

ソニー・コンピュータエンタテインメント
『勇者のくせになまいきだ:3D』

プレイヤーは「破壊神」となり、穴を掘ってダンジョンを構築。魔物が織り成す生態系の力で、「なまいきな勇者」をコテンパンに倒す、ダンジョン・マネージメントゲーム「勇者のくせになまいきだ」。その第3弾として『勇者のくせになまいきだ:3D』がリリースされる。タイトルに「3D」と入っているが、これは3つの「D(ダンジョン)」を意味しており、前作までと同様、2Dドット絵で描き出される。3つの「D」は、迫り来る勇者をやっつける「メインダンジョン(ストーリー)」、制限時間内での連続ミッション「まいにちダンジョン」、シリーズ初となるマルチプレイ「ファミリーダンジョン」で構成。本作では、新たに「魔水」の概念が加わっており、流れる水をうまく制御することによって、新たな魔物を生み出していく。本作の最大のポイントはマルチプレイに対応したところで、PSPのアドホック通信を使って、協力したり、対戦したり、マルチならではの楽しさを味わうことができる。そのほか、「リプレイ機能」や「スクリーンショット」などの新機能が搭載されている点も注目しておきたい。

対応機種 プレイステーション・ポータブル
ジャンル ダンジョン・マネージメント
発売予定日 3月11日
価格 3,980円 (UMD版)
2,800円 (ダウンロード版)
CEROレーティング A (全年齢対象)

(C)2010 Sony Computer Entertainment Inc.


コーエー
『真・三國無双 MULTI RAID 2』

2009年2月に発売され、スマッシュヒットを記録したプレイステーション・ポータブル向けアクション『真・三國無双 MULTI RAID』。その続編となる『真・三國無双 MULTI RAID 2』が満を持しての登場となる。プレイヤーは、三国志の英雄の一人として、邪悪な野望を果たすために蘇った"始皇帝"の打倒を目指し、新たな戦いを繰り広げる。ファンタジー色を強めたドラマ性の高いオリジナルストーリーをはじめ、「大喬」や「姜維」「蔡文姫」といった新キャラクターの参戦や「真・天禄」「真・辟邪」などの巨大な魔獣の登場、さらには、キャラクターの能力が飛躍的にアップする「真・無双覚醒」に加え、覚醒ゲージを一定量消費して行う新たなパワーアップ手段「武器オーバードライブ」による戦闘など注目ポイントが満載だ。また、今作では、アドホックモードに加え、インフラストラクチャーモードにも対応、最大4人までが参加できる「真・三國無双 MULTI RAID」シリーズならではの熱いマルチプレイも充実しており、前作をプレイした人はもちろん、初めてプレイする人でも満足できる一本に仕上がっている。

対応機種 プレイステーション・ポータブル
ジャンル アクション
発売予定日 3月11日
価格 5,040円
CEROレーティング B (12才以上対象)

(C) 2010 KOEI Co., Ltd. All rights reserved.


日本一ソフトウェア
『絶対ヒーロー改造計画』

日本一ソフトウェアが「魔界戦記ディスガイア」シリーズなどのやりこみ系S・RPGの開発で培ったノウハウを注入したプレイステーション・ポータブル向けダンジョンRPG『絶対ヒーロー改造計画』。本作では、全編を通して、ヒーローと強大な悪役が戦う歴史的なラストバトルが描かれる。瀕死の青年(一文字ピロ彦)から「絶対勝利マケレンノジャー」の変身ベルトを託された主人公。ストーリーの進行に合わせて、ヒーロー専用の特訓施設(ランダム生成式ダンジョン)に挑み、その攻略によって、経験値を稼ぎ、装備パーツを集めながら、その先に待つ「悪との対決」に向かっていく。ダンジョンでの行動は、すべて自分ひとり。自らの能力と判断、そして時には運を頼みに冒険を進める。ダンジョンに登場する敵や仕込まれたギミックにあわせて装備するパーツが攻略のポイント。どんな局面でも活躍できるスーパーヒーローになるためには、レベルアップだけではなく、強力なパーツを集め、それを状況に応じて使いこなすセンスも試されるのだ。さらには「人体改造」によるパワーアップも重ねつつ、ヒーローをカスタマイズして、ラストバトルに挑むべし。

対応機種 プレイステーション・ポータブル
ジャンル ダンジョンRPG
発売予定日 3月11日
価格 6,090円 (通常版)
8,190円 (限定版)
4,800円 (ダウンロード版)
CEROレーティング A (全年齢対象)

(C) 2010 Nippon Ichi Software, Inc.


サイバーフロント
『暁のアマネカと蒼い巨神 -パシアテ文明研究会興亡記-』

2008年5月に工画堂スタジオよりPC向けとしてリリースされたアドベンチャーゲーム『暁のアマネカと蒼い巨神』が、Xbox 360とプレイステーション・ポータブル向けに登場する。本作は、『蒼い海のトリスティア』『蒼い空のネオスフィア』同様、キャラクターデザインを駒都えーじ氏、開発を"くまさんちーむ"、シナリオを竹内なおゆき氏が担当するなど、すべて同スタッフが参加する正統なシリーズ後継タイトルとなっている。プレイヤーは"パシ研"の会長となって、帝都の地下を探索。"パシ研"のメンバーたちとともに、地下遺跡に眠る秘宝を手に入れる。ダンジョンでの行動はほぼリアルタイムで進行。移動はチーム単位で、攻撃はそれぞれの攻撃範囲に捕らえた敵を各自攻撃する。秘宝を手に入れたり、「アルバイト」や「ボランティア」をこなしたりしながら、パシ研を運営し、アカデミーNo.1のサークルを目指そう。なお、本作はコンシューマ向けの移植にあたり、システムの一部改変やイベントグラフィックの追加などが行われており、遊びやすさが向上している点も注目しておきたい。

対応機種 Xbox 360
プレイステーション・ポータブル
ジャンル アドベンチャー
発売予定日 3月11日
価格 【Xbox 360版】
8,190円 (限定版)
6,090円 (通常版)
【PSP版】
7,140円 (限定版)
5,040円 (通常版)
CEROレーティング C (15才以上対象)

(C)2008,2010 KOGADO STUDIO,INC./KUMASAN TEAM,INC. (C)2010 CYBERFRONT
※画面はXbox 360版