アニメーションスタジオ・A-1 Picturesによる第1回劇場オリジナルアニメーション『宇宙ショーへようこそ』。第60回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門(Kplus)ノミネート作品である本作の公開が2010年夏となることが決定した。配給はアニプレックス。

アニメ映画『宇宙ショーへようこそ』は2010年夏の公開予定

■劇場アニメ『宇宙ショーへようこそ』ストーリー概要
都会の喧騒から離れ、美しい自然に囲まれた小さな村、村川村。小学校の全校生徒は、町から転校して来たばかりの小山夏紀を入れてもわずか五人。
それでもみんな仲良く元気に毎日を過ごしていた。そして夏休み、恒例の子どもだけの合宿で学校に集まった夏紀、周、康二、倫子、清の五人は、行方不明になったうさぎのぴょん吉を探しに裏山へと足を踏み入れる。
だがぴょん吉の代わりに彼らが見つけたものは謎の巨大なミステリーサークルと、その脇でケガをして横たわっていた一匹の犬。夏紀たちは犬を連れ帰り、手当てをすることにしたが、何と彼は犬ではなく、惑星プラネット・ワンからやって来た宇宙人だったのだ。はるか2100 万年光年の彼方から地球を訪れた彼、ポチの目的とは?
小さな村の子どもたち五人と一匹の宇宙人が繰り広げる宇宙最大の冒険がいま幕を開ける!

本作が劇場作品初監督となる舛成孝二氏は、TVアニメ『かみちゅ!』(2005)で第9回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞、その卓越した演出力、構成力は、アニメーションの枠をこえた普遍性を備えていると、多くの識者から高い評価を得ているトップクリエーターのひとりである。制作は、新進ながら『おおきく振りかぶって』『黒執事』などの話題作をおくり出し、満を持して初劇場作品を手掛けるA-1 Pictures。ほか、脚本に倉田英之氏、キャラクターデザイン・作画監督に石浜真史氏、音楽に池頼広氏といった、現在のアニメーション界をリードする気鋭のクリエイターたちが集結。「ストーリー」「映像」「音楽」……アニメーションの魅力をすべて詰め込んだ完全オリジナル長編として期待が高まる。

新たな場面カットも公開

劇場アニメ『宇宙ショーへようこそ』は、2010年夏、全国公開予定。

■劇場アニメ『宇宙ショーへようこそ』おもなスタッフ
監督 / 舛成孝二◆脚本 / 倉田英之◆キャラクターデザイン・作画監督 / 石浜真史◆音楽 / 池 頼広◆原作 / ベサメムーチョ◆制作 / A-1 Pictures◆製作 / 「宇宙ショーへようこそ」製作委員会◆配給 / アニプレックス
(C)A-1 Pictures/「宇宙ショーへようこそ」製作委員会