富士フイルムは9日、デジタルカメラ「FinePix JZ300」を4月17日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は2万7,000円前後。

同製品は、広角28mmからのフジノン光学式10倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラ。レンズユニットを小型化することで、光学式10倍ズームレンズ搭載機として世界最小・最軽量クラスのボディを実現している。撮像素子には1/2.3型正方画素のCCDを採用し、有効画素数1,210万画素、ISO3200までの高感度撮影が可能。

「FinePix JZ300」。カラーはシャンパンゴールド(左)とブラックの2色を展開

また、同社のデジタルカメラやフォトフレームなどに赤外線通信で画像を送ることができる「IrSimple / IrSS」に対応するほか、日付やシーン別などで画像を検索できる「ピクチャーサーチ」機能を搭載し、撮影後の楽しみを広げるとしている。

そのほかの機能として、カメラを被写体に向けるだけで自動で撮影シーンを判断する「シーンぴったりナビ」や、最大10人までの人物の顔を検出してピント合わせや露出を調整を行う「顔キレイナビ」などを搭載。記録メディアは約40MBの内蔵メモリーのほか、SD / SDHCカードに対応する。突起物を含まないサイズは、97(W)mm×57(H)mm×28.5(D)mmで、バッテリーとメモリーカードを含んだ重量は約165g。