三井住友銀行は8日、事業再生を資本面から支援することを目的に、全額出資子会社としてSMBCプリンシパル・ファイナンスを設立したと発表した。
SMBCプリンシパル・ファイナンスは、2008年12月の規制緩和により、事業再生を行う非上場会社の5%を超える議決権の保有などが可能。「多様な資金支援と株主の立場からの経営面の支援を行うことができる」(三井住友銀行)。
所在地は東京都千代田区丸の内1丁目3番2号、資本金は1億円となっている。
三井住友銀行では、SMBCプリンシパル・ファイナンスを通じ、顧客の事業再生の過程において発生する資本調達・増強ニーズに応えることで、同行グループとして、「融資から資本支援まで含めた総合的な企業ファイナンスに係るサービスを提供していく」としている。