ひまわり証券はこのほど、同社が販売しているシステムトレード用売買システムについて、週間運用成績(3月1日~3月6日)のランキングを発表した。

同社では、システムトレード用売買システムとして、24本の先物対応システムと9本のFX対応システムを販売している。先物・FX双方のシステムについて、それぞれ、「週次ランキング」「月次ランキング」「年次ランキング」を公開している。

今回同社が発表した週次(3月1日~3月6日)の運用成績ランキングでは、先物部門において、指標発表前の保ち合い相場の影響を受け、勝率が高くても、それが利益に結びついていない売買システムが目立つ結果となった。

利益が出たのは、West Village Investmentが開発した、トレンドに乗っていく「順張り職人225」と、ヘリオスが開発した堅牢性重視の「Lグレード ドラゴ」の、2本の売買システムのみだった。

一方、動きのなかった先物市場とはうって変わり、FXでは各通貨ペアで大きな変動が見受けられた。相場をうまくとらえたシステムが多く、3月第一週目から、熾烈なトップ争いを繰り広げている。

シンプルなロジックでありながら独自の論理により未来を予測することに焦点をあてたCIT開発の売買システム「CaesarFX GBP/USD」が、利益額642(pt)を獲得し、週次ランキング第1位を獲得。2月の月次ランキングで373(pt)を獲得して第1位となったインディ・パ開発「DynamicARMS GBP/JPY」も、3月に入っても衰え知らずの勢いで利益額を伸ばし、週次ランキングでは利益額631(pt)を獲得して第2位となった。

運用成績 先物週次ランキング(2010年3月1日~3月6日)

順位 システム名 損益(万円) トレード回数 勝率(%)
第1位 順張り職人225 1 0 7.0 1 100.0
第2位 Lグレード ドラゴ 3 2 6.0 5 60.00
第3位 STC Nikkei DayTrader 2 1 0.0 4 50.00
第3位 BigBlue2 Nikkei 1 3 0.0 4 25.00

運用成績 FX週次ランキング(2010年3月1日~3月6日)

順位 システム名 損益(pt) トレード回数 勝率(%)
第1位 CaesarFX GBP/USD 3 0 642.0 3 100.0
第2位 DynamicARMS GBP/JPY 1 0 631.4 1 100.0
第3位 FT-GJ 1 1 599.4 2 50.00

(※勝率および取引回数には、引き分けも考慮されている)

FX週次ランキング(2010年3月1日~3月6日、第1位~第10位)

(※勝率および取引回数には、引き分けも考慮されている)

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