ASUSTeK Computerは8日、世界的なプロダクトデザイナーであるカリム・ラシッド氏がデザインを手がけた10.1型Netbook(ネットブック)、「Eee PC 1008KR」を発表した。本体の天板や底面に、さざ波のように表情を変える立体的なジオメトリックデザインが施されている。発売日は3月13日。価格は59,800円。

「Eee PC 1008KR」

Intel Atom搭載ネットブックのデザイナーズモデル。本体表面に施されたジオメトリックデザインだけでなく、USBや映像出力などの端子類をカバーで覆い、外観の美しさを保つと同時に、ホコリの入り込みも防げる設計となっている。ソフトタッチペインティングのパームレストや、人間工学に基づいたキーピッチ17.5mmのチクレットキーボード、マルチタッチ対応タッチパッドの採用などで、使いやすさにもこだわった。

グロッシーホットピンク

マットコーヒーブラウン

主な仕様は、CPUがIntel Atom N450(1.66GHz)、チップセットがIntel NM10 Express、メモリが2GB SO-DIMM、HDDが320GB(ASUS WebStorageサービスで500GB Webストレージを12カ月間利用化)。主なインタフェースは、100BASE-TX/10BASE-T、IEEE802.11b/g/n、Bluetooth Version 2.1+EDR、D-Sub、USB 2.0×2、メモリカードリーダ、130万画素Webカメラ、オーディオ入出力。

CES 2010で初お披露目された同機。ついに国内発売だ

ディスプレイサイズは10.1型WSVGA(1,024×600ドット)。OSはWindows 7 Home Premium。本体サイズ/重量はW262×D180×H18~26.2mm/約1.1kg。バッテリを標準で2本同梱しており、バッテリ駆動時間は1本につき約5時間。本体カラーはグロッシーホットピンクとマットコーヒーブラウンの2色展開。