マイクロソフトは、3月5日に2010年3月におけるセキュリティ情報の事前通知を発表した。事前通知とは、3月10日に正式に発表されるセキュリティ情報をあらかじめ通知するものであり、現時点では、セキュリティ情報の識別名としてソフトウェア名を使用している(正式な公開時には、セキュリティ情報ID番号が付与される)。影響を受けるソフトは、WindowsとOffice関連。
重要なセキュリティ情報
今回、発表された「重要」に該当するセキュリティ事前通知は2件で、以下の通りである。
セキュリティ情報1
影響を受けるソフトウェアは次の通り。
- Windows XP SP2およびWindows XP SP3
- Windows XP Professional x64 Edition SP2
- Windows Vista、Windows Vista SP1およびWindows Vista SP2
- Windows Vista x64 Edition、Windows Vista x64 Edition SP1およびWindows Vista x64 Edition SP2
- Windows 7 for 32-bit Systems
- Windows 7 for x64-based Systems
セキュリティ情報 2
影響を受けるソフトウェアは次の通り。
- Microsoft Office Excel 2002 SP3
- Microsoft Office Excel 2003 SP3
- Microsoft Office Excel 2007 SP1およびMicrosoft Office Excel 2007 SP2
- Microsoft Office 2004 for Mac
- Microsoft Office 2008 for Mac
- Open XML File Format Converter for Mac
- Microsoft Office Excel Viewer SP1およびMicrosoft Office Excel Viewer SP2
- Word/Excel/PowerPoint 2007ファイル形式用Microsoft Office互換機能パックSP1およびWord/Excel/PowerPoint2007 ファイル形式用Microsoft Office互換機能パックSP2
- Microsoft Office SharePoint Server 2007 SP1およびMicrosoft Office SharePoint Server 2007 SP2(32ビット版)
- Microsoft Office SharePoint Server 2007 SP1およびMicrosoft Office SharePoint Server 2007 SP2(64ビット版)
いずれもリモートでコードが実行される危険性がある。