JR九州は4月17日と18日、旧国鉄形ディーゼルカー「キハ58」「キハ65」を使用したリバイバル列車「第1ひかり」「第2ひかり」を運転する。2009年11月に運行終了した「トロッコ列車(トロQ号)」を牽引していた車両を国鉄当時の塗色に復活させたという。
運行日程は4月17日が「第2ひかり」で、大分発、小倉経由の 熊本行き。4月18日は「第1ひかり」で、熊本発、小倉経由の大分行き。どちらもオリジナルヘッドマークとオリジナルサボ(側面行き先表示板)を装着するという。乗車するにはツアーの参加が必要で、出発日の3週間前まで受け付ける。募集人員は90名で、応募者多数の場合は抽選となるとのこと。
料金はそれぞれ大人12,000円、こども9,000円。「途中駅での記念撮影会」、実際に復活急行で使用する「サボ」と同サイズの「乗車証明書」、「オリジナル弁当(お茶付き)」が含まれる。また、抽選で当日使用したオリジナルヘッドマークと行き先サボを販売する予定。
ディーゼルカーによる急行「ひかり」は1958年に誕生し、1968年にその名前を東海道新幹線の超特急列車に譲った。現在、日豊本線で活躍する特急「にちりん」の前身でもあるという。
なお、同車両は他にも「復活! 急行列車」シリーズなどのイベント列車で活躍しており、4月2日には「ハイボールレトロ列車」として大分 - 由布院間で運行する。料金は4,800円で、角ハイボールが飲み放題となる。参加者には「サントリー・ザ・プレミアム・モルツ」1本と特別弁当も提供されるとのこと。