マネックスFXは2日、大阪証券取引所から取引所外国為替証拠金取引『大証FX』の取引資格および清算資格を取得し、2010年3月8日(予定)から、大証FXの取扱いを開始すると発表した。

大証FXは、売買価格を板情報として公表し、マーケットメイカーと投資家が公平に価格を競り合うオークション方式を導入しているため、「価格形成プロセスの透明性が高く、また税制面では一律20%の申告分離課税が適用されるなど、店頭FXとは異なるメリットがある」(マネックスFX)。

マネックスFXでは今回、従来の店頭FXのサービスに加え、取引所FXの取扱いを開始することで、「顧客の多様な商品選択のニーズに対応する」。

大証FXの取引ツールには、ウェブブラウザ版、リッチクライアント版(ダウンロード型アプリケーション)、モバイル版の3種類を用意。週末や夜間でも即時に入金を反映する「クイック入金機能」や、最新の為替ニュースをお届けする「リアルタイムニュース配信」などの機能をそろえている。

また、マネックスFXは、今回の取扱い開始を記念し、大証FXの「取引手数料半額キャンペーン」を、2010年3月8日午前8時00分~2010年5月29日午前5時30分(日本時間)に実施。キャンペーン期間中に約定した新規および決済注文について、1万取引通貨あたりの片道手数料を通常210円(税込)のところ105円(税込)とする。さらに、期間中に1万取引通貨以上の取引をした顧客のうち、抽選で5人に「選べるグルメカタログ」をプレゼントする。

マネックスFXで取り扱うFXサービスの比較表

取引所FX「大証FX」 店頭FX「外貨deサポート」
取引単位 1万通貨単位 1千通貨単位
取引手数料 片道210円(税込)
※1万取引通貨あたり
無料
※オンライン取引の場合
税制 一律20%の申告分離課税 総合課税
取引通貨ペア 9通貨ペア 12通貨ペア
レバレッジ 約30倍 1倍~最大約130倍