東芝パソコンシステムは2日、Intel Atom D510を搭載した組み込み機器向けMini-ITXマザーボード「TEM400」を発売した。低価格産業用コントローラ、デジタルサイネージ機器、アミューズメント機器向けの製品とされる。価格はオープン。

「TEM400」

Intel Atom D510(1.66GHz)を搭載するMini-ITX規格のマザーボード。ほか、オプションでAtom D410/N450の搭載にも対応する。サウスブリッジはICH8-M。メモリはDDR2-667MHzのSO-DIMM対応で、スロットは1基(最大2GB)。拡張スロットはPCI Express x16(x4接続)×1基。映像出力端子はD-Subと、オプションでLVDS。

ほか主なインタフェースは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×2、USB 2.0×4(+2、ピンヘッダ)、SATA 3.0Gbps×3、シリアル(10ピンヘッダ)×2、パラレル(26ピンヘッダ)×1、オーディオ入出力など。サポートOSはWindows XP Professional、Windows Embedded Standard 2009。