フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、「ニュービートル」の仕様・装備を向上させながら価格上昇幅を最小限に抑えた特別仕様車「ニュービートル プライム エディション (New Beetle Prime Edition)」を発売した。価格は249万円。日本で販売されるニュービートルは、これが最終モデルとなる。

ニュービートル プライム エディション

ニュービートルは1999年9月の販売開始以来、個性的なデザインとボディーカラーなどで人気を博し、現在までに累計約82,000台を販売した。しかし1998年の世界デビューから12年が経過したこともあり、今年をもってニュービートルの生産終了が決定された。

今回の「ニュービートル プライム エディション」は、1.6L(リッター)エンジンを搭載したエントリーグレードの「ニュービートル EZ」をベースに、エクステリアには16インチアルミホイールとダークティンテッドガラス、インテリアには、レザーのステアリングホイール、ハンドブレーキグリップ、シフトノブを採用。さらに前席には、女性からのリクエストが多いシートヒーター、パークディスタンスコントロールを搭載し、上位グレードである「ニュービートル LZ」(併売)にも匹敵する装備とした。価格はこれら快適装備を採用しながらベースモデルの4万円高に抑えた。

また、今回の発売を記念し、全国キャラバン「サクラサク ニュービートル The Happy Last Run.」が実施される。桜をモチーフにデザインしたニュービートルが、3月20日に福岡をスタートし、桜前線に合わせ、約1ヵ月半かけて日本中を南から北へと走破する。スペシャルウェブサイトでは、ライブカメラの映像が随時アップされ、「ツイッター」を使った情報発信も行なわれる。

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