彼氏のものを選ぶのにドキドキしている女子もいるだろうが、結婚してしまえば、夫の代わりに夫のものを買うなんてことはよくある話。WEB媒体やマーケティングリサーチを展開するエルネットがこのほど実施した「妻の代理購買についてのアンケート」結果によると、夫の代理で夫のものを購入している主婦は75%で、もっとも購入されているのはパンツなどのインナーだった。

同データは、昨年12月、宅ふぁいる便ユーザーの既婚女性を対象に実施。100人から回答があった。「夫の代わりに、銘柄指定のない夫用の商品を購入しますか」と聞いたところ、全体の75%が「購入する」と回答。年齢別では40代がもっとも低く63%、ほかの年代ではいずれも80%を超える結果となっている。結婚年数別では、なぜか15年以上20年未満が33%と極端に低かった。

購入した商品について複数回答で聞いたところ、もっとも多かったのは「インナー」で65人。「アウター」と「お酒」が40人で次に多く、「化粧水などスキンケア関連商品」が24人、「育毛剤などヘアケア関連商品」も21人いた。「商品を購入する際、夫の嗜好をどの程度考慮しますか?」と聞いたところ、「かなり考慮する」が45%、「どちらかといえば考慮する」が51%、「どちらかといえば考慮しない」が4%という結果に。さらに興味深いのは、自分自身のものを購入するときより、夫のものを選ぶときのほうが「価格を意識する」という人が86%もいた点だ。夫の好みやサイズを知った上で、さらに価格はしっかり抑える―。夫のパンツ選びは、"妻の証"なのかもしれない。