ルノー・ジャポンは、新型「ルーテシア」を3月5日から発売する。外観デザインが一新されたほか、横滑り防止装置が標準搭載された。直列4気筒DOHCエンジンに、マニュアルモード付4速ATと、5速MTが組み合わせられる。価格はATモデルが219万8000円、MTモデルが209万8000円。
新型ルーテシアは、フレンチエレガンスをコンセプトにマイナーチェンジされた。これまでルーテシア イニシアル・パリにのみ搭載されていた、「アンダーステアコントロールロジック」搭載の横滑り防止装置(ESP)が標準搭載された。ボディカラーは、4色の新色を含む9色が用意される。
外観はフロントマスクが一新され、ボンネットを低く、全長は35mm長くなっている。また、ドアミラーは大型化され、ボディカラーとダークグレーに塗装されている。また、リアフォグランプはボディサイドに近い位置に配置され、視認できる範囲が拡がった。
安全性能では、ヨーロッパの独立機関ユーロNCAPの衝突安全テストで最高ランクを獲得したモデルと同じシャシーを採用した。また、SRSエアバッグはフロント、サイド、カーテンと6つ搭載されているほか、フロントドア内には側面衝突時の乗員への影響を低減するため、ルノーとしては初めてアルミ製インパクトドアビームを採用した。