パナソニックは25日、「D-dock」シリーズのステレオシステム「SC-HC40」「SC-HC30」を発表した。発売は3月12日で、価格はオープン。市場価格はSC-HC40が4万円前後、SC-HC30が3万円前後と予想される。

Bluetoothを搭載し、iPhoneを収納した状態でも、かかってきた電話にハンズフリーで応対することが可能な「SC-HC40」

SC-HC40/30は、幅500mm×高さ201mm×奥行き102mm(本体部分の厚み69mm)という薄型のパーソナルオーディオシステム。CD、FM/AMチューナーを搭載するほか、iPod/iPhoneの接続にも対応する。

SC-HC40と30の機能面での違いは、SC-HC40にのみ、BluetoothとSDメメモリーカードスロットが搭載されている点。両製品とも、iPod/iPhoneの接続時は本体内に収納されるデザインを採用しており、SC-HC40ではiPhoneを接続中に着信があった場合でもハンズフリー通話が可能だ。両モデルとも、スピーカーは、6.5cmのフルレンジタイプを採用。振動板には、繊維密度をを従来の4倍に高めることで剛性をアップした新竹繊維素材を採用している。マグネットは、SC-HC30はフェライトだが、SC-HC40ではフェライト+ネオジウムという構成になる。また、両モデルともパッシブラジエーターを採用しており、薄型のボディでありながら低域の再生能力を確保している。