KDDIは24日、auの固定系インターネット接続サービス「au one net」において、WiMAX内蔵PCなどを対象とした「WiMAXコース」の提供を開始すると発表した。3月1日より提供を開始する。

「WiMAXコース」は、UQコミュニケーションズとの協業により、MVNO(仮想移動体通信事業者)方式で提供されるサービス。WiMAX対応のデータ通信カード・ノートPCを持っていれば、申込んだその日から、UQが提供する、下り最大40Mbps、上り最大10MbpsのWiMAXサービスが利用できる。従来の「au one net」の各コースと同様に、Eメール、ブログ、「ウイルスバスター for au one net」など各種付加サービスも利用可能。

利用料は月額4,480円の定額制。au携帯電話で「KDDIまとめて請求」を利用しているユーザーであれば、「WiMAX月額利用料割引」として500円割り引かれ、月額3,980円で利用できる。このほか、初期費用として2,835円支払う必要がある。利用登録はWiMAX対応機器からオンラインで行う。

なおKDDIでは、同サービスの提供にあたり、WiMAX対応データ通信カード、WiMAX内蔵PC、無線LANを内蔵したモバイルWiMAX対応ルータの斡旋販売を「au one net」Webサイトで開始する。

販売機種は、オンキヨー製のWiMAX内蔵PC「C205A5」、NECアクセステクニカの無線LAN内蔵モバイルWiMAXルータ「AtermWM3300R」とモバイルWiMAX対応USBアダプタ「Aterm WM3200U」。3月1日の10:00より販売開始する予定。