ソニーマーケティングは22日、4月からエコポイント対象のテレビが半減するとの予測を発表。また、ブランド総合研究所による「ブルーレイディスクレコーダーに関する購買行動調査」の結果と合わせて、3月にはテレビの駆け込み一緒にBDレコーダーの販売数も伸びるとの見解を示した。
エコポイント制度は、4月からより省エネ性の高い製品だけが適用される新基準に改訂される予定となっており、同社では基準を満たす商品が現在の90%以上から48.2%へと半減する見通してあることを発表。これにより、現行の基準で90%以上が対象となっているテレビについても、3月までに駆け込み購入する人が増加すると見ている。
また、ブランド総合研究所による「ブルーレイディスクレコーダーに関する購買行動調査」の結果では、エコポイント施行後にテレビとBDレコーダーの「あわせ買い」が進んだことが判明。3月までにテレビの購入意欲を持つ人の割合が67.2%という高い数値を示したこともあり、テレビと一緒にBDレコーダーを購入する人も相当数存在すると予想される。
ただし、同調査では、BDレコーダーの購入を検討していながら「これまでの録画機に録りためた映像がムダになるのでは」「最新のレコーダーは機能が多すぎて操作が複雑なのでは」といった不安を抱く人が多いことも判明。
同社ではそうした不安を解消するために、VHSや8ミリビデオに記録した番組を簡単にBDへダビングできる「かんたんVHSダビング」機能や、煩わしい設定を行わずに自動録画が行える「x-おまかせ・まる録」機能、リモコンのボタンを押すだけで、録画・再生・ダビングといった頻繁に使うメニューがテレビ画面に表示される「らくらくスタートメニュー」機能を搭載し、他社製テレビとの相性も良い同社BDレコーダー新製品「BDZ-RX105」「BDZ-RX55」「BDZ-RX35」「BDZ-RS15」の4機種を訴求していく考えだ。