ニコンは23日、機能性とデザイン性を両立したデジタルカメラ「COOLPIX(クールピクス) Sシリーズ」から「COOLPIX S6000」を3月11日に、「COOLPIX S4000」と「COOLPIX S3000」の2機種を3月19日に発売すると発表した。いすれも価格はオープンで、推定市場価格は S6000が3万円前後、S4000が2万5,000円前後、S3000が2万円前後。

「COOLPIX S6000」フラッシュレッド

「COOLPIX S6000」ノーブルブラック

「COOLPIX S6000」シャンパンシルバー

「COOLPIX S6000」ソフトブラウン

COOLPIX S6000は、35mm判換算で広角28mmからの光学7倍ズームレンズを搭載し、同ズーム搭載機としては世界最薄クラスの奥行き25mmというスリムボディを実現したコンパクトデジタルカメラ。新開発の画像処理エンジンを搭載し、「高感度低ノイズ」「モーション検知」「レンズシフト方式手ブレ補正(VR)機能」「新フラッシュ制御」という4つの機能によって実現する「夜撮りキレイテクノロジー」を装備する。「夜撮りキレイテクノロジー」は、望遠使用時や、暗所もしくは屋内、逆光時などの難しい撮影シーンにおいて、ブレやノイズを低減してきれいな写真撮影を可能にするとのこと。

そのほか、起動約0.75秒、撮影タイムラグ約0.3秒というの高速レスポンス機能、1280×720 / 30fpsのHD動画撮影機能などを持つ。センサーの有効画素数は14.2メガピクセルで、記録メディアは約32MBの内蔵メモリーのほか、SDカードに対応。突起物を含まないサイズは、約97(W)mm×55.5(H)mm×25(D)mm、バッテリーとメモリーカードを含んだ重量は約156g。

「COOLPIX S4000」ルビーレッド

「COOLPIX S4000」シャイニーシルバー

「COOLPIX S4000」ブライトブロンズ

「COOLPIX S4000」のタッチパネルを採用した46万ドット3型TFT液晶

COOLPIX S4000とS3000は、COOLPIX S230とS220の後継モデルで、35mm判換算で広角27mmからの光学4倍ズームレンズと、有効画素数12メガピクセルのセンサーを搭載。小型・軽量でラウンドフォルムのボディーを採用し、毎日気軽に持ち運べるコンパクトデジタルカメラとなっている。また、人物の肌を補正して、みずみずしい肌のポートレート撮影を可能にする「ベストフェイス機能」を搭載する。

S4000は直感的な操作が行えるタッチパネルを装備し、被写体にタッチするだけでピントと露出を合わせる「タッチシャッター」や、タッチした被写体の動きを追いかける「ターゲット追尾」などが利用可能。記録メディアは約45MBの内蔵メモリーのほか、SDカードに対応。突起物を含まないサイズは、約94.5(W)mm×56.5(H)mm×20.4(D)mm、バッテリーとメモリーカードを含んだ重量は約131g。

「COOLPIX S3000」ファインオレンジ

「COOLPIX S3000」ピュアシルバー

「COOLPIX S3000」ビビットピンク

「COOLPIX S3000」アクアブルー

「COOLPIX S3000」ポップグリーン

大型操作ボタンを採用した「COOLPIX S3000」の背面

S3000はタッチパネルの代わりに操作性の高い大型の操作ボタンを採用。記録メディアは約47MBの内蔵メモリーのほか、SDカードに対応。突起物を含まないサイズは、約94.3(W)mm×55.9(H)mm×19(D)mm、バッテリーとメモリーカードを含んだ重量は約116g。