レノボ・ジャパンは、ThinkPad Wシリーズの新製品として、モバイルワークステーションとして利用できるハイスペックノート「ThinkPad W701」および「ThinkPad W701ds」を発表した。標準構成のレノボ・ジャパンのダイレクト価格は、「ThinkPad W701」が420,000円、「ThinkPad W701ds」が567,000円で、3月31日発売予定(レノボ・ジャパンのサイト販売は4月上旬の予定)となっている。
おもに、デジタル・コンテンツ制作、ガス・石油、CAD/CAM/EDA、ライフサイエンスなどのユーザーをターゲットとしている。
いずれの機種もCPUはIntel Core i7-820QM(1.73GHz)で、グラフィックスにNVIDIA Quadro FX 2800Mを採用するなどハイスペック仕様となっており、PANTONER色見本に適応したカラー・キャリブレーション機能を内蔵しているほか、USB 3.0ポート、パームレスト・デジタイザーとペン、内蔵指紋センサーも搭載する。
メモリは4GB(DDR3、最大16GB)、HDDはW701が320GB×2(RAID 1)で W701dsが500GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチ、ディスプレイは17型WUXGA TFT液晶(1,920×1,200ドット、1,677万色) で、W701dsはデュアル・ディスプレイになる10.6型WXGA TFTサブディスプレイ(768×1,280ドット)が付く。
通信機能は、1000BASE-T対応有線LAN、Bluetooth2.1+EDR準拠、V.90(56kbps/14.4kbps)モデム、IEEE802.11a/b/g/ドラフトn対応無線LAN。インタフェースは、IEEE1394×1、D-Sub×1、DVI-D×1、ディスプレイポート×1、マイク×1、ヘッドホン×1、USB 3.0×1、USB 2.0/e-SATA コンボ×1、USB 2.0×3。ほかにドッキング・コネクター、5 in 1 メディアカード・リーダー、200万画素のWebカメラ、ExpressCard/34が付く。OSはWindows 7 Professional(64bit)、外形寸法はW410×D310×H40.6~41.4mm(サブディスプレイは除く)、重量はW701が約4.07kg、W701dsが約5.2kgとなっている。