アウディ ジャパンは、2シーターのミッドシップスポーツカー「R8」シリーズに、オープントップモデルの「R8 スパイダー(Spyder)」を追加設定し、予約注文受付を開始した。発売(登録・配車)は本年11月を予定している。価格は2250万円。
R8 スパイダーは、R8のトップモデルである「R8 5.2 FSI クワトロ」と同じ5.2L(リッター)V型10気筒エンジン、クワトロシステム(フルタイム4WD)を搭載したミッドシップスポーツカー。エンジンは最高出力は386kW(525ps)/8,000rpm、最大トルク530Nm/6,500rpmを発生し、0-100km/h加速4.1秒、最高速度313km/hのパフォーマンスを発揮する。
スパイダーは耐候性と断熱性に優れたキャンバス素材のソフトトップ、炭素繊維強化プラスチック製の大型ソフトトップカバーなどを採用し、オープン化による重量増加を抑えている。ソフトトップは19秒で開閉し、車速50km/h以内であれば走行中の開閉も可能。直射日光による表面温度向上を抑える赤外線反射コーティングを施した。
軽量ボディ構造「アウディ スペース フレーム(ASF)」のオールアルミボディは、Aピラーの強度向上やポップアップ式ロールオーバーバーを装備し、剛性と安全性を確保している。また、R8のデザイン上の特徴でもあったドア後方のサイドプレートは、スパイダーでは装備されない。