シグマはこのほど、デジタル一眼レフカメラ用の広角ズームレンズ1機種、標準ズームレンズ1機種、望遠ズームレンズ2機種、中望遠レンズ1機種の計5機種を発表した。発売日は、「SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」のキヤノンマウントは3月5日、それ以外は未定となっている。
「SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」は、APS-Cサイズ一眼レフ用交換レンズで世界初という8mmから始まるデジタル専用超広角ズームレンズ。画角は121.2度(カメラによって異なる)、ズーム全域での撮影距離は24cmとなっており、被写体に近づいて遠近感を強調したり、背景を写しこむなど超広角特有の表現が可能。サイズはφ75mm×105.7mm。価格は未定。
「SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」は、手ブレ補正機構搭載の大口径標準ズームレンズ。ズーム全域でF2.8の大口径を実現しており、スナップやポートレート、風景撮影などに適しているとのこと。手ブレ補正OS(Optical Stabilizer)機構を搭載し、約4段分の補正効果を発揮する。ズーム全域での最短撮影距離は28cm、最大撮影倍率は1 : 5、サイズはφ83.5mm×91.8mm。価格は未定。
「SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」は、手ブレ補正OS機構を搭載したフルサイズ対応10倍高倍率超望遠ズームレンズ。標準50mmから超望遠500mmまでの撮影に対応し、最大撮影倍率は1 : 3.1(200mm)。専用の「APO TELE CONVERTER 1.4x EX DG」(別売)の装着で70-700mm F6.3-8.8、「APO TELE CONVERTER 2x EX DG」(別売)の装着で100-1000mm F9-12.6のMFレンズとしても使用可能。サイズはφ104.4mm×219mm。価格は18万9,500円。
「SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM」は、ズーム全域でF2.8を実現した手ブレ補正OS機構搭載のフルサイズ対応大口径望遠ズームレンズ。中望遠70mmから望遠200mmまでの撮影に対応し、最短撮影距離はズーム全域で140cm、最大倍率は1 : 8。専用のAPO TELE CONVERTER 1.4x EX DG(別売)やAPO TELE CONVERTER 2x EX DG(別売)の装着も可能。サイズはφ86.4mm×197.6mm。価格は未定。
「SIGMA 85mm F1.4 EX DG HSM」は、焦点距離85mmのフルサイズ対応大口径中望遠レンズ。127.5mm相当(カメラによって異なる)の画角を持ち、開放値F1.4の美しいボケと明るさを活かしたポートレートや風景、夕暮れのスナップに最適とのこと。サイズはφ84.7mm×87.6mm。価格は未定。
いずれのレンズも、対応マウントはシグマ、ソニー、ニコン、ペンタックス、キヤノンとなっているが、機種により一部のデジタル一眼レフカメラ、テレコンバーターなどが使用できない組み合わせがある。