シグマはこのほど、同社コンパクトデジタルカメラ「DP2」の後継機種「DP2s」を発表した。価格はオープンで、発売日と店頭予想価格は未定。
同製品は、「DP2」のオートフォーカスアルゴリズムを最適化してAFスピードの高速化を実現したほか、撮影枚数の向上に繋がるパワーセーブモードの追加や、ボタン表記色を変更するなどの背面デザイン変更を行って、細部を成熟させたというコンパクトデジタルカメラ。
また、マルチコアCPUに対応して処理速度が向上した最新のRAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro4.0」(Windows / Macintosh対応)を同梱。同ソフトはRAWデータに対応したノイズリダクション機能も搭載しており、高感度撮影時のノイズ低減や優れた色再現が可能としている。
そのほかの特徴として、撮像素子に「X3ダイレクトイメージセンサー(CMOS)」、レンズは35mmカメラ換算で41mm相当の画角となる24.2mm F2.8を搭載する。記録メディアは、SD / SDHCカード、マルチメディアカードに対応。本体サイズは113.3(W)mm×59.5(H)mm×56.1(D)mmで、電池とカードを除いた重量は260g。ビューファインダーやフードアダプター、エレクトロニックフラッシュ等の豊富なオプションも用意されている。