シグマはこのほど、コンパクトデジタルカメラ「DP1x」を発表した。価格はオープンで、発売日と店頭予想価格は未定。
同製品は、「DP1」シリーズに、同社デジタル一眼レフカメラなども採用する画像処理エンジン「TRUE II」を採用したコンパクトデジタルカメラ。これによって処理速度が向上したほか、オートフォーカスアルゴリズムの最適化によるAFスピードの高速化も果たしている。
また、使用頻度の高い項目を集めたクイックセットメニューを呼び出す「QSボタン」の追加や、セットアップメニュー変更なども行われ、「DP2」シリーズとのインターフェイス統一が図られている。広角域はDP1シリーズ、標準域はDP2シリーズといった使い分けを行っている場合、操作に迷うことがなく撮影が行えるとしている。
そのほかの特徴として、撮像素子に20.7mm×13.8mmの大型サイズで、RGBを3層で取り込むフルカラーイメージセンサー「X3ダイレクトイメージセンサー(CMOS)」を採用。レンズは、35mmカメラ換算で28mm相当の画角となる16.6mm F4を搭載する。記録メディアは、SD / SDHCカード、マルチメディアカードに対応。本体サイズは113.3(W)mm×59.5(H)mm×50.3(D)mmで、電池とカードを除いた重量は250g。