東芝パソコンシステムは、Intel Q57 Expressチップセットを搭載するマイクロATXサイズのLGA1156マザーボード「TEM120」を発売した。医療系市場やアミューズメント系市場での利用を想定した組み込み用途向けの製品だ。価格はオープン。
Intel Core i7にも対応する最新チップセットを搭載した組み込み向けマイクロATXマザーボード。豊富なインタフェースや拡張ポートを備え、自社開発による高い信頼性、柔軟なサポートなどが特徴。3年間を基準とした長期供給を実現し、組み込みOS(Windows、Linux)のサポートや動作保証も可能とされる。
主な仕様は、ソケット形状がLGA1156で、対応CPUはIntel Core i7-860/i5-750/i5-660/i3-540、Pentium G6950。メモリスロットは4基で、対応メモリはDDR3-1333/1066 SDRAM(最大4GB×4枚の16GB)。拡張スロットはPCIe 2.0 x16×1基、PCIe x4×1基、PCI×2基。ほか、DVI-I×1、1000BASE-T×2、USB 2.0など、一般的なインタフェースは一通り備えている。