2009年4月より放送されて大きな話題を呼んだTVアニメ『戦国BASARA』のイベント「戦国BASARA FES. 2010 蒼の陣/紅の陣」が2010年2月21日、パシフィコ横浜にて開催された。今回のイベントは2010年にTVアニメ第2期シリーズが放送開始になるほか、夏にはゲーム『戦国BASARA3』が発売予定となっているのを受けたキックオフパーティー的なもので、さらなる盛り上がりを目指すものとして行われた。
イベントは、本作の二人の主人公、伊達政宗を軸とした「戦国BASARA FES. 2010 蒼の陣 -Let's Party-」と、真田幸村を軸とした「戦国BASARA FES. 2010 紅の陣 -天・覇・絶槍!-」の二部構成で行われたが、今回はその中から「戦国BASARA FES. 2010 紅の陣 -天・覇・絶槍!-」の様子を簡単に紹介しよう。
パシフィコ横浜を埋め尽くす5,000人のファンが待ち望む中、まずは、会場のスクリーンに映し出された「浅井長政」と「お市」との掛け合いによる「イベントの諸注意」で会場が大いに沸きあがる。そして、『戦国BASARA』の登場キャラクターたちの姿がスクリーンに映し出されたびに、さらなる歓声。イベントはスタートと同時に最高潮の盛り上がりをみせる。
今回のイベントは、特別編集されたアニメ映像の上映がメインとなっていたが、ただ上映されるだけではなく、ステージに登場したキャスト陣が映像にあわせた生アフレコを披露。真田幸村役の保志総一朗と武田信玄役の玄田哲章による生「幸村・お館様」の掛け合い、長曾我部元親役の石野竜三と毛利元就役の中原茂の息のあった(?)やりとりなどは、イベントならではの醍醐味といえそうだ。前田慶次役の森田成一や明智光秀役の速水奨、さらにサプライズキャストとして登場した織田信長役の若本規夫や片倉小十郎役の森川智之の熱演も大きな見どころとなった。
また、エンディングテーマ「Break & Peace」のDUSTZや挿入歌「落涙」の石川智晶、さらにサプライズアーティストとして登場したabingdon boys schoolによるライブステージも場内をさらに盛り上げる。
そのほか、カプコンの小林プロデューサーを迎えて行われた、2010年夏発売予定のPS3/Wii『戦国BASARA3』の紹介や、第二期シリーズ『戦国BASARA弐』が2010年7月から放送開始となることが発表されるなど、まさに盛りだくさんの内容で、盛況のうちに幕を閉じた。
なお、「戦国BASARA FES. 2010 蒼の陣/紅の陣」の模様はDVDとなってリリースされる予定にもなっているので、こちらも注目しておこう。
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