マンダリン オリエンタル ホテル グループは18日、アラブ首長国連邦首都アブダビに2013年開業予定のホテル運営を受託したと発表した。これにより、同グループにとって中東地区内初のホテル「マンダリン オリエンタル アブダビ」が開業することになる。

「マンダリン オリエンタル ホテル グループ」ロゴ画像

同ホテルは、アブダビ国際空港から車で25分、アブダビ沖500メートルに開発中のリゾートアイランドであるザディヤット島に開業が予定されている。客室はオリエンタルなデザインを取り入れた客室160室とスイートを用意するほか、ホテル施設として「ザ・スパ・アット・マンダリン・オリエンタル」、6つのレストランやバー、宴会会議施設も完備する予定とのこと。

さらに、ホテル敷地内には同グループが運営する35のサービスアパートメントと、住居施設「レジデンス・アット・マンダリン・オリエンタル」全50戸も併設予定だとしている。

ザディヤット島は、19キロメートルに渡り広がる白浜、2つのチャンピオンシップゴルフコースやマリーナなどが整備された島で、同ホテルが開業予定の2013年には、グッゲンハイム美術館・アブダビ、ザーイド国立博物館といった文化施設もオープン予定だという。