SBIホールディングスは19日、ロシアの商業銀行であるObibank Ltd.(OBIBANK)の発行済株式の50%を取得し、ロシアにおいてオンラインバンキング事業に参入することで基本合意したと発表した。
OBIBANKは、ロシア国内における投資ファンドの設立・運営に関するSBIホールディングスのパートナーでもあるMETROPOL Investment Financial Company Ltd.傘下の商業銀行で、1994年に設立。現在、法人・個人向けに様々な金融サービスを提供するユニバーサルバンクとしてモスクワを中心に事業を展開しているが、SBIホールディングスによる今回の出資を機に、オンラインバンキング・サービスの開始を予定している。
SBIホールディングスでは、「当社グループが日本で培ったオンラインバンキング事業のノウハウなどを活用することで、システムの安全性・安定性に優れ、より利便性の高いオンラインバンキング・サービスの提供が可能になる」としている。