ケンウッドは18日、カーオーディオ用スピーカー「XS」シリーズ、「SS」シリーズ、「RS」シリーズと、チューンナップツイーター、4chパワーアンプを発表した。
XS/SSシリーズは、小型のツイーターを組み合わせた、2Wayのスピーカーシステム。ツイーターをメーカー純正オーディオのツイーター位置に取りつけるためのブラケットも付属する。ウーファーは、両シリーズとも剛性の高いグラスファイバー製の振動板を採用。XSシリーズでは、磁束密度の高いネオジウムマグネットやアルミダイキャストフレーム、アルミショートリングも採用されている。ツイーターは、XSシリーズが25mm径のソフトドームで、SSシリーズが25mm径のチタニウムドーム。なお、定格入力は、KFC-XS170/SS170が45Wで、KFC-XS160/SS160が40W。
RSシリーズはコアキシャルタイプの2WAyスピーカー。ウーファーの振動板はパールマイカ+ダイアモンドアレイPPハイブリッドコーン。ツイーターは、各サイズとも25mm径のPEIバランスドドームとなっている。なお、ツイーターをリスナーの方向にダイレクトに向けることが可能なリボルビングツイーター構造を採用している。
KFC-ST100は、25mm径のチタニウムハードドームツイーター。5kHz~96kHzの再生帯域を持つ。また、アングルマウント、サーフェースマウントに加えて、純正位置への取りつけを可能にする専用ブラケットが付属する。
また、これらと同時に、スピーカーインナーブラケットも発表。剛性の高いアルミダイキャストとラバーの組み合わせで、不要な振動を抑えることが可能だ。トヨタ/日産/スズキ車用が「SKX100」で、ホンダ/日産/三菱/スズキ車用が「SKX-200S」。いずれも価格は5,775円。
KAC-8405は、最大出力180W×4のパワーアンプ。スピーカーレベル入力端子からの信号により電源のオン/オフが可能な「シグナルセンシング・ターンオン」機能が搭載されており、パワーコントロール出力を持たないヘッドユニットで利用することも可能だ。また、サブウーファーをダイレクトに駆動するブリッジ接続も可能で(180W×2)、50Hz~200Hzの可変ローパスフィルターも装備している。
シリーズ | 口径 | 型名 | 価格 |
---|---|---|---|
XS | 17cm | KFC-XS170 | 3万7800円 |
16cm | KFC-XS160 | 3万6750円 | |
SS | 17cm | KFC-SS170 | 2万7300円 |
16cm | KFC-SS160 | 2万6250円 | |
RS | 17cm | KFC-RS170 | 1万1340円 |
16cm | KFC-RS160 | 1万500円 | |
12cm | KFC-RS120 | 9975円 | |
10cm | KFC-RS100 | 8820円 | |
チューンアップツイーター | 25mm | KFC-ST100 | 1万500円 |
パワーアンプ | - | KAC-8405 | 4万2000円 |