ケンウッドは18日、リアビューカメラ「CMOS-200」と、マルチビュー車載カメラ「CMOS-300」を発表した。発売は3月上旬で、価格は、CMOS-200が2万1,000円、CMOS-300が3万5,700円。

高感度マルチビュー車載カメラ「CMOS-300」

CMOS-200/300は、高感度CMOSセンサーを搭載したことで、最低被写体照度0.9ルクスを実現した製品。これにより、夜間、車のバックライトだけでも後方確認が可能という。画素数は31万画素で、画角はCMOS-200が左右約135度/上下約105度で、CMOS-300が左右約190度/上下約158度。

CMOS-300は、一般的なリアビュー表示の「ワイドビュー」だけでなく、付属のスイッチにより、画角190度を活かした「スーパーワイドビュー」、車の真上からの映像を合成する「俯瞰ビュー」、俯瞰にワイドビューを加えた「P in Pビュー」、左右の角を2画面表示する「コーナービュー」の5種類の表示方法に切り替えることが可能となっており、さまざまなタイプのナビに対応可能だ。さらに、駐車アシストのためのガイド線も表示可能となっている。

カメラ部分のサイズは、両モデルとも幅24mm×高さ24mm×奥行き24.8mmとコンパクトで、2009年新保安基準に定められた、車の外装に装着する突起物の制約もクリアしている。なお、カメラ部分は、IP67相当の防塵/耐水性能を持つ。